休日限定プレジデンテの苦悩
最近、休日限定でトロピコ５を楽しんでいます。
トロピコとは、カリブ海に浮かぶ島国トロピコの独裁者(プレジデンテ)になって、自国民や諸外国の顔色を伺いながら、合法無法の手段を問わずに国を富ませ私腹を肥やし、独裁者として幸せに生きていく事を目指すというアメリカ産のシミュレーションゲームソフトなんですが、これが滅茶苦茶面白い。
元々、子供の頃から国産洋物を問わずシミュレーションゲームが大好物な僕ですので、つい「明日は特に予定がないから家で１日新しく買ったゲームしていいよ」という我が家のプレジデンテの優しい言葉を、そのまま言葉通りに受け取ってしまい、初プレイの楽しさも相まってテレビを独占して没頭していたら、６時間を過ぎたあたりでゲーム外からの圧力がかかってゲームオーバーになってしまいました。なんてご無体なプレジデンテなんでしょうか。一日中やっていいって言うたやんけ！
独身の頃なら文字通り寝食を忘れて１日中趣味に耽る事ができましたが・・・妻の言葉を文字通り受け止めてはいけないという、ありがたい教訓ですなぁ。うっかりしていました。
なのでそれ以来、休みの日限定で空気を読みながら楽しむ事にしました。僕は休日限定プレジデンテ。ペヌルティーモ達に会えるのは休日の前の晩か、予定が入ってない休日だけ。うーん、厳しい！
トロピコ内での頼れる相棒。ペヌルティーモ大統領補佐官。
シミュレーションゲームを買ってまだチュートリアルを終わらせてすぐの、試行錯誤の状態。定石が全くわからず、どんなイベントが起きるのかも何ができるようになるかも知らない、そんな楽しい手探りの時に、思う存分遊べないなんて・・・思いが募ってより一層プレイが楽しくなるというものです。仕事とか手につかないよ。
早くトロピコ５やりたい。僕の島に帰りたいです。
次の休日にトロピコでやりたい事
難易度を落としてニューゲーム
全部普通難易度で２度ほどサンドボックスモードで遊んでみたんですが、どうもいけません。
植民地からの独立には成功するんですが、世界大戦時代に入ってしばらくするとどうも雲行きが怪しくなり、最終的には災害が起きたり財政が傾いたり反体制派が湧いたりで国が立ち行かなくなってしまいます。
で、支持率が落ちて選挙に負けたりとか、よくわからないままに枢軸国と同盟を結んだら連合国軍がいっぱい攻めてきたりとか、そんな感じ。
ここは意地を張らずに難易度を落として、まずゲームに慣れましょう。
トロピコ民の気持ちを考える
例えばホームレス問題。
こちらとしては十分に住居も職も用意しているはずなのに、いつまでたってもホームレスの数が減らず、今住んでるバラックを潰せば貧乏人収容地区に人が流れるかなと、気を利かせてバラックを潰して回っても全然ダメ。
働ける場所も住む所も十分に余りがあるのに、いつまでたっても職に着かずに小汚いバラックをそこかしかに建て散らかして、あまつさえ僕の治世に異を唱えるとは！
配給飯を食うその口でプレジデンテ批判をやるとは良い度胸だ！食料を有料化してやる！敬意を払えないなら金を払え！働いて稼いで納税して自活しろ！→トロピコ民大暴れ
こんな悲劇が起きるのも、どうやら事の発端は職場と住居が遠かったかららしいんですね。多分。職場の近くに住居が無いからバラック建てるって、どうなのよ。
宮殿の裏にバラックが妙にピンポイントで建っちゃってたのも、ひょっとしたらあそこから通勤してたのかも。宮殿スタッフがホームレスってどんな国だよ。マジか。
他にも上手く行かない所や民衆と分かり合えない所がいっぱいあります。そこがこのトロピコの難しくて面白い所なんでしょうね。
嗚呼、トロピコ５やりたい・・・
