人をいじりたがる「自称面白キャラ」
「人をいじって場に笑いを起こしてやろう」
「いじられた人も笑いの中心になれたら喜ぶだろう」
いじる側がこんな感じだと、いじられた本人はもちろん、周りも全然楽しくないよね。
プロデューサー気取りかよと。
最低限、いじられた人間が面白がって笑えるレベルじゃないと論外でしょ。
— えむずでん@オタク父さん (@msdenmsden) February 5, 2019
人を「いじる」って事がどれほど状況が限定される会話かを理解できずに、まるで面白いトークの定番か何かと勘違いしてる人、たまにいますよね。
テレビで芸人さんたちがやってるのを見て、自分もやれちゃうって勘違いしたのかな?
「自称面白キャラ」が、よくやるんだわこれが。
そもそもいじりが笑いとして成立するために必要な、配慮やら信頼関係やら相互理解やら、そういう大事な諸々を全部すっ飛ばして形だけ真似して、自分が1番楽しんじゃうわけですよ。
そういう人はね、根本的に感受性とか共感力とかサービス精神とか、色んなものがごっそり足りないから、何をしても結構ポカをやらかすんですね。
何かのごっこ遊びをしても、独りよがりな事を言って周りを白けさせたり、ワガママ言って暴れて喧嘩になる。
セックスをしても、AVとかを真に受けたパワープレイを繰り出してド顰蹙を買う。
こうされるのがいいんだろーオラオラオラオラオラー的な。良いわけあるか、このバカチンが!
普通は、小さい頃からだんだん社会性を身につけていくに伴って、何事もなんとかなっていくもんなんでしょうけどね。
「自分はできてる」「自分は上手い」と、全く自分を省みないタイプの人は、きっと死ぬまで同じ失敗を繰り返し続けるんでしょう。
そういう人に限って、自分がいじられたら怒っちゃう事も多いしね。
いじるにしてもいじられるにしても、会話のプロレス的なものですからね。
ちゃんと技をかけたりかけられたりする中で、安全とか観客ウケとか台本とかに配慮しなきゃね☆(ゝω・)vキャピ
最近ネットで話題になってる「いじりトラブル」
プロの芸人さんでも、人をいじるって難しいんだから、僕ら一般人はなおさら、安易に人をいじっちゃダメって事だよ。
いじられた方も、やらかした方も、どっちも後味悪い話よね。ドンマイ(;´д`)
宇野常寛氏がキンコン梶原の絡みに怒り「イジメ芸の縮小再生産」 #ldnews https://t.co/KRhgIeBofU
— えむずでん@オタク父さん (@msdenmsden) February 5, 2019
3行にまとめると。
- プロの芸人さんが、とあるイベントで評論家さんをいじったら、評論家さんブチ切れ。
- 怒って帰っちゃった後も評論家さんの怒りは収まらず、ツイッターでぶちまけ。
- 数日たっても、双方に対する周囲からの擁護や批判が入り乱れて、炎上継続中。
こんな感じかな?
どっちもドンマイですよね・・・どっちを擁護し批判する側にも言い分があるのはごもっともです。
まあでも、心情的には宇野さんに同情しちゃう所はあるかな。あくまでも僕個人の今の感覚ですけどね。
- 仕事の途中で帰るとか気難しすぎだろ。ありえない。
- この程度でイジメとか実際イジメにあってる人に失礼。
- むしろカジサックさんをボロクソに言ってる事の方がイジメ。
などなど、宇野さんサイドにも色々あるとは思うんですが。
それでも大人の男が、「縄跳びが飛べなかったのをこき下ろされて一線超えたと思ったから、申し訳ないけど帰った」って言ってるんですよ。
こんなんよー責めんわ。もうええやん、やめよ(´;ω;`)
イベントを見に行ったわけじゃないし、事情を詳しく知ってるわけじゃない。
トラブルをずっと見てるわけじゃないけど、これは重い。いたたまれない。
できる人間ができない人間をいじって、できない人間が怒って帰って、それを第三者が囃し立て、責め詰る。
この構図をいじめだと思う人は多いでしょう。
てか宇野さんにクソリプを送りまくってる第三者とか、マジで引くわ。
宇野さんがキレるいじり方をしたカジサックさんや、カジサックさんにキレ続けてる宇野さんより、よっぽどイジメよそれ。
外野の大騒ぎが収まって、宇野さんの気も治まって、宇野さんカジサックさん双方が早く平穏な日常を取り戻せますように。